伝承 : ボルタについて

伝説の竜ボルタに関する物語。右クリックすると読むことができます。 
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690093 ABOUT_BORUTA_BOOK true false 태고의 사건들 : 보루타에 관하여 +

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*伝承 : ボルタについて

5人の神々が集まった。 ここに着いた時から不満げだった女神アウステヤが言った。 [それは間違っています。] 女神メデイナがそれに反応した。 [しかしアウシュリネとギルティネが決めたことだ。] [それは、ギルティネが勝手に決めたこと。それをアウシュリネがやむを得ず同意しただけでしょう。]

すぐさま言い返すアウステヤの言葉にメデイナも同意する顔で話を続けた。 [それも間違ってはいない。しかし、もう決まったこと…今さらそれを覆すことはできない。] [もちろんそうですが…だからと言って次元一つを破壊するなんて…。次元間の移動を封じるだけでよいでしょう?]

[それはギルティネの趣味に合わなかったかも。それとも次元間の移動を封印する方式は完全ではないとアウシュリネが判断したかもしれない…。] その時、音楽会を邪魔する雑音のように荒い声が女神たちの会話に割り込んだ。

[実に面白い。お前らは人間のためなら何でもやると思ったが?人間の未来と安寧のために脅威となる奴らを倒そうということなのに、アウステヤ、お前が不満を口にするとはな。] アウステヤが雑音の向こうに目を向けながら言った。

[バウバス、あなたはそれほど長い年月を生きているのにそんなことを言っているんですか?我々が人間のために行っていることとこれはまったく違う問題です。それに創造主から世界と人間を助けることを任されたのは我々だけではありません。あなたもです。]

[クククッ、だからお前らと一緒にここにいるのじゃないか。しかし、ギルティネの趣味はよく分からないが、封印より滅ぼす方が私好みだ。それに次元一つを丸ごと破壊させることはギルティネの能力や発想じゃないとできない偉大なことだろう。]

バウバスの横に立っていたラガナが空を見上げながら考え込み、こう言った。 [今頃ギルティネと彼女の率いる部下たちが奴らの次元を破壊したころか。しばらくしたら生き残った奴らが逃げてこちらに来るだろう…。]

これまで黙っていた女神ジェミナがつぶやいた。 [この世界の大陸の半分しかない小さい次元だとはいえ、そんなに早く破壊できるかしら。いくらギルティネとはいえ…。] バウバスがジェミナのつぶやきを聞いて言った。

[奴ら一人一人を相手するのではなく、あちらの世界全体を地獄のように変える。確かに大変なことだが、成功すれば奴らも耐えられないだろう。] [奴らが耐えられないほどの地獄のようなところ…恐ろしいわ。] ジェミナのつぶやきを聞いてバウバスが話を続けた。

[あの世界はこことは根本的に違っていてお前が任されたこのような大地ではない。ギルティネはおそらくそれを利用するはず。フロスターロッドを連れて行ったから寒氷地獄になっただろう。]

[その推測の通りならば、そこで凍死するか、こちらに逃げて来るだろう。いずれにしろ、奴らは滅びるだろう] ラガナが言った。

[強靭な奴は死ぬこともできず凍りついた状態でそこに閉じ込められるだろう。] メデイナの推測だった。

アウステヤはため息をつきながら言った。 [奴らも生物…世界の脅威となるという理由だけでこんなことをするのは心が痛みます。可能であればどこかに閉じ込めておければ…。

創造主に世界と人間を守れと言われましたが、その方法を選ぶのは我々次第…。今回はギルティネの意見に押し流された気がします。]

[もし先ほど話した推測が事実なら、そこの怪物たちは冬眠に入る可能性もある。そうなると閉じ込められることになり、我々はそこからここに逃げてきた奴らを倒せばいい。それも嫌ならここでも殺さずに封印してもいい。

アウステヤ、お前一人でそれができるかどうか分からないが。しかし、こんなに待たされるんだったら、すでにこの世界に来ている奴らを倒す任務に志願すればよかった。] バウバスが言った。

それを聞いた女神メデイナがこう言った。 [奴らは自分の世界とここを自由に行き来できる。なのに、この世界にやって来た奴らの数はそう多くはない。おかげで5人も集まって逃げてくる奴らを待ち伏せできる。]

女神ジェミナも言った。 [今はそうかもしれないが、神樹の気が次第に広がって我々が人間たちを地上に帰すときになったら、奴らも住みやすくなったこの世界に大勢やって来るでしょう。

今、人間たちは我々に守られているから関係ないかもしれないが、その時は増えた人間と向こうからやって来た怪物が対峙することになる。そうなると恐ろしい結末が…。その時になって人間とこの世界を奴らから守ることはできないだろう。そうなるよりは今の方がマシかもしれない。

この世界の天と地に永眠した創造主の神樹の気が微かに広がっていてまだ壊れるものが少ない不毛な世界になったから。] バウバスが意味深な笑いを浮かべながら同意した。 [お前らの中にもまともな考えを持っている者がいたな。]

アウステヤがこれにかっとなった。 [我々は常に正しい考えを持っています。バウバス、あなたのような者が創造主のご意志を都合よく解釈し、行動しています。特にギルティネがひどいです。]

その言葉にラガナが触発されたか、口を開いた。 [それを言うなら、アウシュリネのもとに集まっているお前らは何なんだ。お前らが成し遂げたことが一つでもあるか?] [我々姉妹たちが集まって何かを成し遂げなければならないということもないでしょう。それぞれ任されたことを全うすれば、それが創造主のご意志を継ぐことになります。]

[そうやって、それぞれ任されたことを全うした結果がライマの件か?創造主から予言と運命の権能を授かったというのに何も当たらないじゃないか。それとも本当は知っていながらお前らだけで独占し、我々には何も伝えない?そうだろう?]

[ギルティネが未来の出来事が知りたくて予言能力を持っているライマを苦しめたことを知らない姉妹はいません。ラガナ、あなたもよくご存じでは?ライマが持っている予言の権能は我々の興味のためにあるのではありません。ましてや己の野望にのためには使ってはならない権能なのです。]

[お前、ギルティネが自分の野望のために創造主が与えた権能を狙っているとでも言っているのか?] [そう言っているわけではありません。ただ…今回の件のように大義名分を振りかざしギルティネの趣味に合わせて他の次元の世界を破壊することはやりすぎだと言っているのです。] アウステヤの話をラガナが遮った。

[ふん、お前らはギルティネのことを不満に思っているようだが、創造主が永眠されてからギルティネほど強力な指導者はいないということは否定できないだろう?

それに今回の件はアウシュリネも同意の上のこと。あの獣のような奴らがお前らが愛してやまない世界と人間にとって脅威となるという事実は変わらない。お前らもただ見ているわけにはいかないだろう。アウステヤ、お前のくだらない趣味などどうでもいいということだ。

バウバスや私が今回の件に協力しているのは、人間のことが愛しく、守りたくて、ここにいるわけではない。]

ラガナのその話にアウステヤは返す言葉がなかった。しばらく睨み合ったが結局ギルティネを非難することになるため、アウステヤの方が目を逸らした。

その時、メデイナが言った。 [我々は皆創造主によって創られ、この世界を守らなければなりません。我々はお互い合わないことも多々あります。しかし、これ以上争ってはいけません。我々はこれからも一緒にこの世界を守らなければならないのです。そして間もなく奴らが押し寄せて来るでしょう。]

その瞬間、何もなかった空中に黒い点のようなものが現れた。 そして、それが落ちてきた。しかし、それには翼があった。 ほとんどが急に行われた次元移動の後遺症によって翼を使った飛行ができていなかった。

その中の優れた何体かが辛うじて翼を広げて飛行というよりは滑空に近い行動で衝撃を和らげながら着地を試みた。

女神メデイナが [そうはさせません。] と言って空中に手を伸ばすと大量の光の矢のようなものが空に向かって放たれた

滑空を試みていた者、ただただ落ちていた者のほとんどに命中した。それから大地に向かって落下し始めた。

バウバスがそれを見ながらジェミナに言った。 [地に落ちたら、お前の大地の権能で奴らを縛っておけ。また飛び出したら厄介だ。] 女神ジェミナが答えた。 [そうします。ですが奴らを地に縛って、永遠に飛べないようにするためには、いくら私でも時間がかかる。]

ラガナが言った。 [そんな必要がある?今すぐ全て殺せばいいのに。殺す時間さえ稼げば十分でしょう。] しかし、バウバスの考えは違うようだった。

[逃げられたら厄介だ。やるなら徹底的にやろう。万が一逃げられたら困るから二度と飛べないようにするのも悪くないかもしれない。アウステヤは戦闘に参加せずにジェミナが儀式を終えるまで守れ。直接手を動かさなくてもできることがある…。]

バウバスがそう言うと、二人の女神は賛成の意を表した。 それからしばらくすると、空の黒い点にしか見えなかったものがはっきりとその特徴が見えるところまで落ちてきた。 後世の人間に伝説でしか語られなくなったドラゴンと呼ぶ怪物たちだった。

メデイナの光の矢が再び空に放たれた。 しばらくすると、ギルティネと彼女が率いる部下たちの攻撃を避けてこの世界に逃げてきたドラゴンのほとんどが地に落ち、何体かを除いては、その場で落下の衝撃に耐えられず死んだ。辛うじて息を繋いでいるドラゴンたちのその後の運命もあまり変わらなかった。

地に落ちる前に死んだ一部と衝突によって死んだほとんどのドラゴンとは違ってメデイナの攻撃を避けて滑空に成功し、この地に降り立ったドラゴンが何体かいた。 着地したと言えるほどではなかったが他のドラゴンたちのように地に叩きつけられた状況ではなかった。

しかし、無傷で大地に立っているドラゴンはいなかった。 バウバスが周囲を見渡しながら言った。 [この程度だったら一人で来ても十分だったかも。]

それを聞いたラガナが意外にも文句を口にした。 [一人で来たら今以上に生き残る奴がいただろうし、ジェミナが奴らを縛っておくこともできなかっただろう。] [他のところに行った仲間たちがちゃんとやっているか心配で言ってみただけなのに。] [ライマの予言によれば、ここに来る奴らが最も多かった。そして実際そうだった…。]

[でも、ライマの予言だからにわかには信じがたい…。] ラガナとそんなことを話しながらバウバスは瀕死状態のドラゴンの息の根を止めた。 それから視線を戦場に戻し言った。 [比較的に弱っていない奴がいる。あいつは私が相手する。他は任せた。]

そう言っては返事も聞かずに標的に近づいた。 メデイナはため息をついてその場を去り、ラガナはしばらくバウバスの背中を睨んだがまだ息を繋いでいる他のドラゴンを倒すためにその場を去った。

バウバスが近づくとそのドラゴンの意思が伝わってきた。 声ではなかったがバウバスは彼と疎通ができた。 [邪悪な臭いがするお前は何者だ?お前らの邪悪さが我々の故郷を破壊し、ここに追い立てた。何故こんなことする!]

バウバスは薄ら笑いを浮かべながら自分の意思を伝えた。 ところが彼の表情はこの世界の魔神と女神について何も知らないドラゴンにとって単なる顔の変化に過ぎなかった。

しかし、ドラゴンの脳裏をよぎるバウバスの意思はそれでもその意味を十分伝えることができた。 [質問が多いぞ。しかし、私の名はお前の言語では伝えられない。それはお前の名も同じ。

それでも聞きたいというなら…私の名はバウバス。お前の名を我々の言葉で表現するならボルタと呼べばいいか。

今日は特別に他の質問にも答えよう。そもそも、お前らがこちらの世界とお前らの世界を行き来しなかったら滅びることはなかっただろう。しかし、アウステヤにとっては、よく分からないが、私にとってはそんなことは何の意味もない。故に、獣たちと道理や大義名分を論議するつもりはない。

知能を持っているから尊重されるべき存在だと思っている奴らや、そんな奴らを助ける奴ら、その両方に腹が立つ。その鬱憤を晴らすためにお前らは存在する。仲間たちと戦うわけにはいかないし、人間では弱すぎるからな。]

[仲間?人間?それはどういう意味だ?] [まあそういうのがある。お前らは自分たちが行き来する世界がどんなところで、またどんな存在がいるのか興味なかったと思うが。だからいきなり現れてあっちこっちで動物を捕食して帰っただろう。しかし、そのマヌケな行動によってこんな無残な姿になってしまったんだろう。

お前らの数が少なかったら私一人でも十分だったかもしれないが、ギルティネはさらに強く、賢明であるためこのように効率よくお前らをこちらに追い込んでくださった。そっか、なるほど。これからアウステヤにもこう主張すればいいか。]

[黙れ。いかなる理由でも我々の故郷と同族を虐殺した罪から逃れられない。それにこちらの世界で区分している存在など我々には関係ない。竜族以外は捕食者から逃げる運命の獲物に過ぎない。] [身の程をわきまえろ。]

その言葉を最後にバウバスは言葉ではなく行動で示した。 バウバスの手がボルタの腰を攻撃した。 ボルタはそれを十分阻止できると思ったが実際そうはいかなかった。 他のドラゴンたちと戦った時とは違って攻撃もより素早く、鋭くなったからだ。

生まれて初めて感じる苦しみに耐えながらボルタは辛うじて2回目の攻撃を翼についた爪で阻止した。 いや、阻止できたと思った。 その瞬間、彼の爪が割れた。

ボルタの防御を崩したバウバスの手は再び腰を狙った。 爪を壊した状況でそれに近い部位、例えば翼を攻撃してもよかったのに、再び胴体を狙ったということはバウバスが全力を尽くしていないという意味だった。

[この程度なら私の権能どころか武器を使う必要もないな…。] 戸惑いながらボルタはバウバスに勝てないと悟ったのだ。

バウバスが言った彼の仲間の数が少なくて、そして同族たちが無事な状態で彼らと戦ったら勝つ可能性はあったかもしれない。 しかし、十分強くて数も多い同族たちは自分たちの世界で長年平穏に暮らし、

こちらの世界を発見してからも自惚れてここにいる、言わば神という存在を知ろうとしなかった。 しかし、その無関心の代償はあまりにも大きい。 同族の皆殺しとボルタ自分自身の死…。

ボルタは右の翼を振り回してバウバスを押しのけた。それから攻撃を続け、バウバスを遠くまで吹き飛ばした。 そして翼を激しく動かし、飛び上がろうとした。 逃げようとしたわけではない。上空から攻撃した方がいいと判断したのだ。

しかし、次の瞬間、自分が飛べないと気づき、激しく動揺した。 依然としてボルタはバウバスの表情が読めなかったが、バウバスは満足げに微笑んでボルタの隙を逃さなかった。 今回はボルタの頭に攻撃が命中した。

これもまたボルタにとって初めて味わう苦しみだった。 今まで彼の皮を貫いてこんな激しい痛みを感じさせた者はいなかった。 もちろん彼の世界でもドラゴン同士の争いがあってその時、これよりひどい傷を負うドラゴンもいた。

傷を負ったドラゴンの中には苦しみに耐えられず泣き叫ぶ奴もいたし、ずっと耐え続ける奴もいた。 ボルタは彼の世界では常に勝者の立場だったため、傷による苦しみが分からなかったのだ。 ところが、その強さは今となってはどうでもよかった。苦しみに耐え続けられないという現実を初めて異次元の世界で味わったからだ。

運が悪かったかもしれない。 とにかく傷による苦しみがなくても冷静に考えてみれば彼が勝つ可能性はなかった。 そのため、彼は逃げるしかなかった。 しかし、飛ぶことはできず、傷を負った体で地を這いバウバスから逃げるしかなかった。

そんな彼の後をバウバスが残酷な笑みを浮かべながらゆっくり歩きながら追ってきた。 ボルタは走っていたが、この世界の魔神であるバウバスの歩く速度より遅かった。 ボルタの負傷とバウバスの権能が異常な追撃状況を作り出した。

その時、バウバスの横にアウステヤが静かに現れた。 バウバスは翼の音でそれがアウステヤだと分かった。 バウバスが彼女の方を見るとアウステヤが言った。

[もう十分よ。助けてあげて。] [ククッ、突然現れて何を言ってる?どうして?どうして助けなければならない?] [最後のドラゴンかもしれないから…。]

[そうかもしれないが、奴の世界にもどこかで生き残った奴がいるかもしれない。それか仲間たちが行ったところで生き残った奴がいるかもしれない。] [そうかもしれないけれど、ここにはもういない。] [生かしておくと人間にとって脅威になるかもしれないぞ。奴は、我々と人間の区別もつかなかった。弱い奴はただ飲み込むだけ。]

[地下に隠れるかもしれない。そうなると大地の権能を持つジェミナには居場所が分かる。そしたら二度と外に出れないように封印する。一度、大地の深いところに封印されると、ジェミナより強い力や創造主の力ではない限り誰も封印を解くことはできない。それはアウシュリネにもギルティネにもできない。]

[お前らしい心優しい提案だな。いいだろう。滅多にない頼みだから聞いてやろう。しかし、気になることが二つある。] [なんでしょう?] [いや、三つだな。またいつこんなにも優しいお前の声を聞けるか。いつかはアウステヤの戦う姿を見れるか。そして、いつまたボルタが解放されるか、その三つが知りたい。]

[すべて叶うことはないでしょう。] 再び厳しい表情になったアウステヤが言った。 [ククッ、本当にそう言い切れる?またいつか私に頼むことがあるかもしれないし、いつか私たちが戦うようになるかもしれない。また創造主が蘇ってその力によって再び世の中が混乱に陥るかもしれないのに。]

[あのドラゴンを助ける見返りを求めるのであれば…。] [それは今すぐいただこう。私は殺しは好きだが掃除は苦手だ。あっちこっちに転がっているドラゴンの死体を誰かが片付けないと。では、頑張って。] そう言ってバウバスはアウステヤの返事も聞かずにその場を去った。

アウステヤは掃除よりバウバスが去る前に話したことが気になった。そして悪い予感がした。 「何かあったらライマが知らせてくださるはず。」 と思い、目の前に転がっているドラゴンの死体とその残骸を見てため息をつきながら片付けを始めた。